富来商工会女性部は、能登の地域資源「さくら貝」を使った手作りのお守り「桜咲(おうしょう)お守り」を制作し、2026年1月26日に志賀町立富来中学校3年生へ無償で贈呈する予定です。能登半島地震からの復興途上にある地域で、受験期を迎える次世代を地域の大人が支え、応援することが狙いです。
お守りに用いるさくら貝は、淡いピンク色が特徴で、地域では「幸せを運ぶ」とも言われてきました。女性部は、地元の海が育む素材に復興への願いを重ね、「努力が実り、花が咲くように」との思いから名称を「桜咲お守り」としました。制作は部員が一つひとつ手作業で行い、個体差のある貝の色や形を生かして仕上げたとしています。
完成したお守りは2025年12月11日、冨木八幡神社でご祈祷・お祓いを受けました。贈呈は2026年1月に実施し、富来中3年生に配布する計画です。女性部は、贈り物としてだけでなく「地域が見守っている」というメッセージを届ける取り組みとして位置付けています。
今後は、今回の経験や反響を女性部活動や地域資源を生かした事業に展開し、能登の魅力発信と地域活性化につなげる方針です。
